Cobalt Web Builderは、KoboldエンジンをGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)から利用できるようにしたラッパーアプリケーションです。Cobalt Web Builderを用いることで、ユーザは、Perlやコマンドラインを意識せずにKoboldエンジンを利用することが可能になります。これは、多くのWindowsユーザにとって便利なことです。なぜなら、Windowsはコマンドラインから作業を行うことに、あまり向いているOSではないからです。

Cobalt Web Builderを利用するときは、まず、インストールしたフォルダの中の「CobaltWebBuilder.ini」をエディタ(メモ帳など)を使って開きます。そして、基本設定を行います。

Locale=[地域と言語の設定 : 日本語は、ja_JP と記述する]
PerlPath=[perl.exeへのフルパス]
EditorPath=[使用するエディタへのフルパス]

そして、「CobaltWebBuilder.exe」をダブルクリックして起動します。メニューから「オプション」→「関連付け登録ファイル作成」を選び、適当なフォルダにレジストリファイルを出力します。そして、出力したレジストリファイルをダブルクリックして、インポートすれば、インストールは完了です。

サンプルドキュメントに含まれる「Cobalt Web Builder Library File」(拡張子が「.clb」であるファイル)をダブルクリックすると、ソースファイルを編集できるようになります。