Koboldエンジンは、Koboldスクリプトを元に、ウェブドキュメントを自動生成する変換プログラム(トランスレータ)です。Koboldエンジンを使用してウェブドキュメントを作成することで、以下のことが実現できます。
- 見た目(スタイル)と中身(データ)を容易に分離できる
- スタイルの再利用や共有を容易に行える
- スタイルの変更を容易に行える
- 同じスタイルのページをグループ化して一括更新できる
- 頻繁に使用するHTMLタグや実体参照を、簡易な記述で自動的に変換できる
- 共有辞書ファイルを置いて、文中の語句にハイライトの付加をすることができる
Koboldエンジンの本体は、Koboldトランスレータと呼ばれるPerlスクリプトです。Koboldエンジンを使用するためには、システムでPerl(バージョンは5以上)が利用できることが必須ですが、Perlが利用可能であればプラットフォーム(OSやCPUの種類など)には依存しません。ただし、GUIツールであるCobalt Web Builderは、現在、Windows版のみの提供ですので、他のプラットフォームではコマンドラインツールとしての利用しかできません。
Windowsで利用可能なPerlは、以下のものがありますが、いずれを利用することも可能です。
- Active Perl インストール方法 - http://muimi.com/j/lang/perl/
- cygwin インストール方法 - http://www.geocities.jp/lethevert/softwares/cygwin/index.html
- POPFileなどPerlを利用するソフトウェアに同梱されているperl.exe