Kobold Project
Koboldエンジン
Koboldエンジンの概要
Koboldトランスレータ
Koboldスクリプト
> 共有辞書ファイル
エンジンの設定ファイル
エンジンのロケール設定
Kobold言語要素
elementの処理
システム定義gem
directiveリファレンス
Cobalt Web Builder
チュートリアル

共有辞書ファイルは、Koboldトランスレータの入力ファイルの一つで、作成するウェブドキュメントにハイライトの付加ができるほか、そのデータは_dictionary_という名前のbasketとしてスクリプト内で参照できます。たとえば、このドキュメントの目次は、共有辞書ファイルの機能を使って作成しています。

共有辞書ファイルは、CSV形式(カンマ区切りのデータ形式)で、言葉とその説明などを記述したものです。たとえば、デフォルト設定では、以下のような形で記述します。

[言葉],[URL],[短い説明],[長い説明],[フラグ]

デフォルトでは、それぞれのパートが、'_dictionary_' basket内の、以下に示すgemに格納されます。

共有辞書ファイルとbasketの対応
    _term_        [言葉]        
    _term.url_        [URL]        
    _term.desc.s_        [短い説明]        
    _term.desc.l_        [長い説明]        
    _term.flag_        [フラグ]        

ハイライトについての説明は「ハイライトの付加」を参照してください。また、basketの利用方法については、「basket定義」と「major control chore」を参照してください。

共有辞書ファイルの記述形式はtermで始まるdirectiveで、ハイライトの設定はhighlightで始まるdirectiveで、それぞれ設定可能です。これらのdirective設定の詳細について「directiveリファレンス」を参考にしてください。