概要
バスケット機能は、繰り返し処理({?for?})で有用なデータ構造ですが、v3までは共有辞書を使って定義することしかできませんでした。v4からは、バスケットをfunctionを使って直接操作することで、データの追加、削除、変更、呼出、並べ替えなどが可能になります。
一覧
!remove:basket,condition ▲
パラメータ
- 対象となるバスケット名
- 削除対象を絞り込む条件:「キー=値」の形で記述
機能
バスケット内のデータを、条件に従って検索して、条件に合致するものを削除する。
!add:basket,key1,key2,key3,... ▲
パラメータ
- 対象となるバスケット名
- 追加するgem, elementの名前(複数):element名は「:」で囲んで指定する
機能
バスケットにデータを追加する。一塊のデータは、同時に追加しなければならない。
あらかじめ、gemやelementを定義しておいてから、このfunctionを呼び出す。functionを呼び出すと、指定したgemとelementがバスケットに追加され、現在有効なgem, elementの一覧から追加したデータがクリアされる。
使用例
gem1=これはgemです
element1<<
これはelementです。
__END__
!add:basket1,gem1,:element1:
!copy:basket1,basket2 ▲
パラメータ
- コピー元のバスケット名
- コピー先のバスケット名
機能
バスケットのデータをコピーする。
!clear:basket ▲
パラメータ
- 削除するバスケット名
機能
バスケットとそのデータを削除する