概要

バスケット機能は、繰り返し処理({?for?})で有用なデータ構造ですが、v3までは共有辞書を使って定義することしかできませんでした。v4からは、バスケットをfunctionを使って直接操作することで、データの追加、削除、変更、呼出、並べ替えなどが可能になります。

一覧

!remove:basket,condition  

パラメータ

  1. 対象となるバスケット名
  2. 削除対象を絞り込む条件:「キー=値」の形で記述

機能

バスケット内のデータを、条件に従って検索して、条件に合致するものを削除する。

!add:basket,key1,key2,key3,...  

パラメータ

  1. 対象となるバスケット名
  2. 追加するgem, elementの名前(複数):element名は「:」で囲んで指定する

機能

バスケットにデータを追加する。一塊のデータは、同時に追加しなければならない。

あらかじめ、gemやelementを定義しておいてから、このfunctionを呼び出す。functionを呼び出すと、指定したgemとelementがバスケットに追加され、現在有効なgem, elementの一覧から追加したデータがクリアされる。

使用例

gem1=これはgemです
element1<<
これはelementです。
__END__
!add:basket1,gem1,:element1:

!copy:basket1,basket2  

パラメータ

  1. コピー元のバスケット名
  2. コピー先のバスケット名

機能

バスケットのデータをコピーする。

!clear:basket  

パラメータ

  1. 削除するバスケット名

機能

バスケットとそのデータを削除する