gemは、Koboldスクリプト内でもっとも頻繁に使われるKobold言語要素です。gemは、element内で繰り返し使用される短い句やHTMLタグなどを事前に定義して使いまわすのに適しています。
gem choreが評価されると、gem定義で定義されたテキストと置き換えられます。gem定義に繰り返し使用する句やHTMLタグを定義しておくことで、ウェブドキュメントを、より簡便に記述することができるようになります。
gem choreの記述形式は、以下の形式です。
{gem}
{gem:プロパティ1}
{gem:プロパティ1:プロパティ2}
...
プロパティの中に、gem choreを含める場合は、{[nesting]}の記法を使います。詳しくは「elementの処理」を参照してください。
以下にgem choreの使用例を挙げます。
定義
bold:1=<b>{$0$}</b>
呼び出し例
ここは{bold:太字で}表示されます。
表示例
ここは太字で表示されます。
gem定義側の記述方法の詳細については、「Kobold言語要素」を参照してください。