Koboldスクリプトは、Koboldトランスレータによってウェブドキュメントに変換される、元となるファイルです。このスクリプトは、独自の文法に従って記述されたテキストファイルです。この文法についての詳しい説明は「Kobold言語要素」を参照してください。
Koboldトランスレータの入力ファイルとして指定するKoboldスクリプトは、3つあります。「カバーファイル」「ページファイル」「記事ファイル」の3つです。これらは、以下のように使い分けることを意図しています。ただし、適用される文法はどれも全く同じものです。
カバーファイル | ウェブドキュメントのレイアウト要素を定義する |
ページファイル | ウェブドキュメントの共通要素を定義する |
記事ファイル | ウェブドキュメントの個別要素(記事やタイトルなど)を定義する |
カバーファイルとページファイルには、__TURN__というキーワードがあり、このキーワードを境に前半パートと後半パートに分かれて、それぞれ処理されるタイミングが違います。処理順序は、以下の順になります。
カバーファイル
前半パート→ページファイル
前半パート→共有辞書ファイル
の読み込み→記事ファイル→ページファイル
後半パート→カバーファイル
後半パート