Kobold Project
Koboldエンジン
Koboldエンジンの概要
Kobold言語要素
elementの処理
major directive chore
major control chore
gem chore
> abacus chore
minor control chore
minor directive chore
ハイライトの付加
タグの付加
その他のchore
element chore
システム定義gem
directiveリファレンス
Cobalt Web Builder
チュートリアル

abacusは、Koboldスクリプト内で番号を扱うためのKobold言語要素です。abacusは、自動的に連番を生成したい場合に適しています。

abacus choreが評価されると、記憶している番号をインクリメント(増加)してから、その番号を表示します。インクリメント(増加)の代わりにデクリメント(減少)、または代入も可能です。表示形式は、printf形式で指定できます。

abacusの初期値は、abacus宣言で設定できます。abacus宣言のない場合は、0が初期値として使用されます。また、インクリメントの値を設定しない場合は、デフォルトで1つインクリメントされます。

abacus choreの記述形式は、以下の形式になります。右側は、評価結果です。初期値は、0です。

通常の形式
    {#abacus#} - 1
インクリメントの指定
    {#abacus+2#} - 3
デクリメントの指定
    {#abacus-2#} - 1
代入の指定
    {#abacus=2#} - 2
表示形式の指定
    {#abacus%.4d#} - 0003
インクリメントと表示形式を同時に指定
    {#abacus+4%.4d#} - 0007

abacusを利用する際には、直接abacus choreを記述する方法の他、インクリメントや表示形式などの設定をあらかじめgemとして記述して、Element環境では、定義したgemを呼び出すという方法をとることも可能です。